サンキャッチャー・LamRim


虹の世界
by suncatcher-lamrim

はだしのゲンと夾竹桃のうた

私が通っていたのは
福岡市内のごくごく普通の公立小学校。
当時は戦中派の先生が多く
平和教育にものすごく力が入っていました。





8/6は必ず登校し、
戦争の悲惨さ残酷さをこれでもか!というほど
叩き込まれてきたのです。






当然もっとも印象に残っているのは
はだしのゲンの実写映画。

最近のモンペが
 『 はだしのゲンなんて見せたら、
うちの子のトラウマになっちゃう!(*`へ´*) 彡3 』

なんてほざいているようですが


トラウマを植えつける為に見せるべきなんだよ!
このアホンダラ!!


と言いたい。




辛い経験はできるだけさせたくないなんて
歪んだ愛情で接していたら

『 戦争? なんかゲームみたいでカッコイイかもー 』
『 戦場、ちょっと興味あるよねー 』 なんて
緩んだオツムの人間に育つわよ!











子供のうちに 戦争=地獄  と刷り込んでおかなければ。

原爆や戦争は絵空事ではなく
実際に起こった出来事なのだと認識させること。
自分達と同じくらいの子供達が目の前で家族を殺されたこと。

きちんと伝えていって欲しい。









私がお世話になっていた自然食の会の刀坂先生は
長崎に原爆が投下された日
どうしても軍需工場に行きたくなくて、さぼって家にいたのだとか。

結果、双子のお姉さんだけが亡くなり、
その亡骸をご自身で発見されたそうです。



本当は自分も一緒に死んでいたはずなのに、と。
そのことで
どれだけ自分を責め、そしてお姉さんの為に泣いたか・・・。

そのような経験をした人たちが大勢いるけれど
生きるのに必死で誰もPTSDだなんだと
言う人間はいなかった。

今の人たちはちょっとしたことでトラウマ、トラウマと騒いで
弱すぎるとおっしゃっていたのを思い出します。


本当にそう。

しかも、漫画や映画なんだから
実際に経験するのに比べれば屁でもないはず。

むしろ感受性の強い時期に積極的に見せるべき!













平和学習の一環として、沢山の歌も教えられました。



九州自動車道にはキョウチクトウが植えられていて。
夫の実家に帰る道すがら、
私が必ず口ずさんでしまうのが 『 夾竹桃のうた 』

【作詞】 藤本 洋
【作曲】 大西 進

1.夏に咲く花 夾竹桃
  戦争終えた その日から
  母と子供の おもいをこめて
  広島の 野にもえている
  空に太陽が 輝くかぎり
  告げよう世界に 原爆反対を

2.夏に咲く花 夾竹桃
  武器をすてた あの日から
  若者たちの 願いにみちて
  長崎の丘に もえている
  空に太陽が 輝くかぎり
  告げよう世界に 原爆反対を

3.夏に咲く花 夾竹桃
  祖国の胸に 沖縄を
  日本の夜明け 告げる日を
  むかえるために もえている
  空に太陽が 輝くかぎり
  告げよう平和と 独立を



一番と二番はそらでうたえます。
今回調べて、初めて3番の存在を知りました。

なんで3番習わなかったんだろう??












それから、この歌も。

『 原爆を許すまじ 』


昔は全く意味を理解できていなかったけれど
歌詞の恐ろしさに戦慄を覚えます。


まさに地獄と絶望の叫びです。




『 不戦の誓い 』 を無視した
誰かさん達にも聴かせてあげたい。


きっと
なんの感情も湧かないんでしょうけどね・・・。











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by suncatcher-lamrim | 2014-08-15 21:00 | 日記
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