サンキャッチャー・LamRim |
その女の子は外見は外国人なのですが、
中身の性質の8割は今世の私と同じような気がしました。 ヒーラーさんに鏡やドアの存在を聞かれる前に、 足元にはすでに大きな穴が開いていて。 それは石をくり抜いて作られた脱出口のよう。 「その穴に入りたい?」と聞かれると、 「せっかく出て来れたのに・・・・・。」 少女はゲンナリした様子で中に入っていきました。 入るなり、そこが石でできた地下牢で、奥に拷問部屋があることがわかりました。 中世のヨーロッパ。 彼女は魔女裁判にかけられ、そこで拷問を受けていたのです。 裕福でわがままに育ったお嬢様。 婚約者もいて、毎日が楽しく将来もバラ色だと信じていました。 しかし、屋敷の使用人の一人の恨みをかって「魔女だ」と密告されたのです。 もちろん、そんなはずはありません。 来る日も来る日も拷問を受け、彼女はとうとう狂ってしまいました。 足の先はこの時に切り落とされたのです。 右足の指が全部ありません・・・・。 でも、もう痛みも何も感じない世界に逃げ込んでいました・・・・。 密告した使用人は同じ年の少女で。 自分との境遇の違いを妬んで、いつか落としいれてやろうともくろんでいたのです。 私が連れていかれて大喜びしたのもつかの間、 自分も捕まって、私より先にグラグラに煮立った油ツボに 投げ込まれて死んでしまいました。 「彼女が誰かわかる!?」 ・・・・・・驚きました。その子は現世での同級生。 昔から私や他の友人に嫌がらせを繰り返していた人だったのです。 今では詐欺まがいのことに手をそめて不遇な人生を送っていると聞いています。 意識があるのか、ないのかわからなくなっていたある日。 袋か棺おけのようなものに入れられて、そのまま埋められてしまいました。 ザッ、ザッっと自分の上に砂がかけられている瞬間、 ハッと正気に戻って。 動物のように叫び声をあげて暴れたのですが、そのまま生き埋めに。 心臓が切り裂かれるような頭の先がズキズキとうずくような恐怖感でした。 私が捕まってから両親(ここでも現世と同じ父と母)も心配のあまり病気に。 婚約者(昔の彼)も嘆き悲しんで。 私は、「自分が人から嫌われるような人間だったからいけないんだ。 もっと愛される優しく思いやりのある人間だったらこんな目にもあわずにすんだし、 周りの人を不幸にすることもなかったのに!!」 と後悔して死んでいきました。 死に顔は安らかでしたが、 「こんなに酷い目に合わされたのには納得がいかない」 「あんなに救ってくれるようにお願いしたのに聞き届けてもらえなかった」 と、神様に対して怒っていたので、天国に上ることを拒否し、 その後は光にならず彷徨える魂となってしまいました。 ヒーラーさんが疲れてきたので、もうやめようと言われたのですが、 帰還場所に戻った私はすでに別の姿で待っていました。 2歳くらいの小さな女の子です。まだヨチヨチ歩き。 金髪の巻き毛で赤いビロードのワンピースを着ています。 まるで、お人形のように可愛い・・・・・・♪ その子のそばには、すでに小さな木のドアが現れていて。 中に入ったのはいいのですが、今までみたいに出口がありません。 おかしいなと思っていたら・・・・。 そう。その子はそのままそこで死んでしまいました。 次のシーンはお葬式でした。 イギリスの貴族のお屋敷が見えます。 嘆き悲しんでいる幼児のお父さんは現世の夫です。 兄が二人。三人目に授かった待望の女の子だったのに・・・・。 隣にいる若くてすらっとしている綺麗な継母は悲しんでいません。 少女は広いお屋敷のどこかで小さな物置か箱に閉じ込められて 外から鍵をかけられて死んでしまったのです。 細い隙間から、外が見えます。 怖くて怖くて。あんまり泣いて加呼吸のような症状がでています。 そのまま、その子はあまりにも短い生涯を終えました。 これが、私が体験した「恐怖に関連した」過去世です。 どのように見えるのかというと・・・。 映画を見た後に、その映像が勝手に脳裏に浮かび上がる時ってありますよね。 ああゆう感じです。 印象深い場面は鮮明に、そうでないところはぼんやりと。 最初はヒーラーさんに誘導されて「そこはどこ?」「その人は誰?」と 聞かれて、その場面に移動していたのですが、 すぐに慣れて、勝手に知りたい場面に進んでいくのを納得しながら見ていました。 本当はあとひとつ、肉体のない生命体で霧の中を彷徨っている映像も あったのですが、良く理解できませんでした・・・。 とにかく孤独だったという印象だけが残っています。 本当に不思議な経験でした。 夫に話すと「ふ~ん」と言っただけで信じてはくれませんでしたが(・д・) でも、私自身は納得のいくことばかりだったのです。 特に少年と母親の関係は深くて。 現世での最大のカルマはここから続いているんだなぁと実感。 ヒーラーさんは、 「恐怖感は過去のこういう出来事からきているんであって、今世とは関係ない。 もう終わったことなんだということを 心が理解すれば消えてしまうから大丈夫」 と言われました。 今はまだ、不思議な世界に足を踏み入れた衝撃がぬけきれません。 そのうちにスッキリできるといいな。 そして・・・・。 機会があれば今度は「過去の職歴」や「ドキドキの恋愛遍歴」を 見てみたいと思っています(^∀^)/
by suncatcher-lamrim
| 2008-12-12 21:22
| 日記
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