サンキャッチャー・LamRim


虹の世界
by suncatcher-lamrim

青春の苦い思い出 7 ~これが飲まずにおらりょうか

それは、ある夜突然やって来ました。


『 あー。 今日も全然眠れないなぁ 』 などと
布団に入って考え事をしている最中に、そいつは襲ってきたのです。




なんの前触れもなく、 いきなり 誰かに両足首をぎゅうぅぅ  と摑まれて。



心臓がとまるかと思った・・・・(i々i)


その指は、容赦なくギリギリと足首を締め付けてきます。
私はあまりの恐怖で身体がこわばり大パニック。







足首から手が離れたと思った途端、今度は膝下にずっしりとした重みを感じました。

そのまま何かが、ズルリズルリと私の身体を這い上がってくるのです。

ガサッガサッという、布団が擦れる音まではっきりと聞こえてきます。。。。。



私は超がつくほどの怖がりなので、
一人で寝る時は電気は点けっぱなし。



このままだと、めちゃめちゃドアップで目が合うやん(o。o;)  ヒィィィィィィィィィィィ





一世一代の名演技だったかはわかりませんが、
そこから必死の思いで寝たフリをしたのです。








ソレはとうとう私の胸の上に乗り、




こちらの顔をじぃっと見下ろしています。

















絶対に目を開けちゃだめ!!!! 

このままいなくなるまで我慢しなくちゃ!!!






どのくらい待ったのかわかりませんが、いつのまにか気配は消えていて。

当然のことながら、その日は一睡もできませんでした。









足首にからみつく、あの細くて長い指の感触。

今でも忘れることができません。


この事をきっかけに、それからちょこちょこ怖い思いをするようになったのでした。





















ゴキブリの大群。
幽霊との遭遇。


奴らから身を守る為に私がしたことは。




部屋から殆ど出ずに飲み食いできるよう
ベッドと机でいっぱいいっぱいの4畳半の部屋に
小型の冷蔵庫、ミニ食器棚、電気ポット、ガラステーブルを購入。
更に、カップラーメンと酒の肴、アルコールを大量に買い置き。





素面では眠れないので、
アルコールをがぶ飲みしてバタンと寝る作戦にでたのでした。

ははははは。  
なんちゅうグッドアイデア( ・∇・)イエーイ













『 アルコールと私 』

初めてお酒を飲んだのは確か4~5歳の頃。
毎晩、父の晩酌の時間がくるのを、それは楽しみに待っていました。
当時、熱燗は電子レンジでチンするのではなく、
「ちろり」という取っ手付きの容器に日本酒を入れ、お湯で温めるのが一般的でした。

私の仕事は、ちろりから徳利に注いで父のテーブルに運ぶこと。
その時、ちろりに残ったお酒を、きゅっと飲むのが好きだったのです。

一口飲むと、お腹の中でボッと火がついたように熱くなり
一瞬でぽや~んと気持ち良くなる。
その感覚が面白くて面白くて。
酔っ払っている私を見て、大酒飲みの父も上機嫌でした。


父も母も夜の付き合いが大好きで。
どんな会合も、全て家族で出席するのが常でした。
子供の頃から、中洲のスナック、バー、高級クラブ、ホテルのパーティー、居酒屋など
親が行く場所には
どこにでも連れて行かれました。

今はなき、渡辺通りそばの巨大なキャバレーミナミ。
私と同世代でミナミのダイヤモンドショーを見たことのある人はいないはず。
( これは本気で自慢 ( ・∇・) )



当然アルコールには寛大で、
小学校高学年くらいになると、
洋食の時には家族でワインを飲むのが当たり前。

中学時代には、妹と三人で、誰が一番酒豪かを競う日々。
「 日曜は二日酔いで家族全員寝込んでる 」 というのも珍しくはなかった我が家。









そんな家庭で育った私が

『 これは飲むしかなかろう♪ 』

という発想になったのは、仕方がないことだったのですヾ(´▽`;)ゝ
by suncatcher-lamrim | 2013-02-02 03:41 | 日記
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