サンキャッチャー・LamRim


虹の世界
by suncatcher-lamrim

精神科のお医者さん♪♪ 2 


10年ほど前に母が自殺未遂をした後。
殺したいほど憎い存在の母を、自宅で面倒見ることに。
さらに毎日のように精神科に連れて行かねばなりませんでした。



すると、それまで正常だったはずの私の心はどんどん蝕まれ。
自分までが見事に鬱病になってしまったのです。








一度なってしまうと、あとは泥沼です。
日に日に薬は増えていくばかり。
結局、私はそれから6年間も悪夢のような
鬱の闇を彷徨うことになったのでした。




当時は、一日4回ソラナックスとマイスリーを大量に服用していました。
4年前のある日、医師から別の薬を増やすように勧められ。
それはパキシルという薬。

3種類の薬を処方されたその夜、
私は生死の境をさまようことになったのです。





病院から帰って、薬を飲んで夕食の仕度を始めたところ。
突然、包丁を持つ手に力がはいらなくなり、
足から力が抜けて立っていられなくなりました。
ソファに移動する間もなく台所の床にべったりと崩れ落ち
そのまま起き上がれなくなってしまいました。


筋肉が弛緩して、身体が軟体動物のようにぐにゃぐにゃになり、
声を出すことも指を動かすこともできないのです。
そのうちに呼吸が苦しいことに気がつきました。


    ・・・・・・・息が吸えない



その時の恐怖といったら。




意識が朦朧となる中、「このまま死ぬのかなぁ」と
ぼんやり考えていました。



気がつくと数時間が過ぎ。
少しずつ呼吸が楽になってきて。
なんとか命びろいすることができたのです。




本当に恐ろしい経験でした( iдi )






翌日、急いで病院へ。


主治医はオアシズの光浦靖子を枯らしたような無愛想な女医。
数年間、無表情で冷たい印象しかなかった彼女が
この話をした途端、態度が豹変したのです。







   『 え~~~!! そんな症例初めて聞いたわっ!!
            報告しなくっちゃ~~~~~~~。
                  もっと詳しく教えてぇぇぇ(≧∇≦)/  』




頬を高潮させ、喜びにうちふるえながらカルテを書き込む姿を見て
殺意を覚えたのは言うまでもありません。



   『  ふっざけんなよっ  こんのクソババア~~~ (▼皿▼メ)  』



私の身体を気遣う言葉など何ひとつなく。
まるで手柄をたてたかのような喜びよう。

あぁ、こいつらにとっては、患者はモルモットにすぎないのね。






帰宅して、すぐにすべての薬をゴミ箱に投げ込んで。
その日から一切の薬を飲むことを止めたのです。




もちろん、数週間は激しい動悸や禁断症状・不安感にさいなまれたのですが、
あの憎い女医のことを思い出すとメラメラと怒りがこみ上げてきて(笑)
 

     『 ちくしょう、 負けてたまるかっ!! 』


と乗り越えることができました。
一度薬が止められたらしめたもの。
私は現在、完全復活を遂げております。
鬱からの復帰って本当に難しいんですけどね・・・・。




今思えば、あの最低の医者のおかげで私は立ち直れた訳ですから。
感謝しなければなぁと思っております( ・∇・)







そして、今!
10年前と似た状況の中、明らかに強くなっている自分に感動((((T-T*))))です。

たくさんの友人やブログを読んでくださっている方から
「大丈夫?」と声をかけていただいています。、
でも、実際のところ殆ど精神的なダメージを受けていないのです。


あの頃を思えば、どうってことないの。
むしろ、ヌルイぐらいさ。ふふ。




若いときの苦労や経験というのは本当に大事なものですね☆
by suncatcher-lamrim | 2010-01-24 04:46 | 日記
<< 精神科のお医者さん♪♪ 3 精神科のお医者さん♪♪  >>


カテゴリ
以前の記事
お気に入りブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧